ニキビは病気

ニキビはどんな人であっても1度はできたことがあると思います。

顔に大きなニキビが1つできたり、広範囲に渡って小さなニキビがぽつぽつと現れたり、いずれにしても煩わしいものですよね。
特に思春期の頃にニキビはできやすいとされており、感じやすい年頃なだけに気になって仕方ないという人も多いようです。
ニキビは誰にでも自然にできるものですし、痛みもありませんので、病気だと思っている人はほとんどいないと思います。
むしろ、ニキビができただけで病院を訪れるなんておかしいとさえ思っている人の方が大多数なのではないでしょうか。

実際に、2007年にインターネットを通じて実施されたニキビに関する調査によると、ニキビを病院で治したことがあるという人はたったの14%程度に留まりました。
やはりニキビごときで病院に治療しに行くなんて大げさだと考える人が多いのかもしれません。
しかし、知り合いの形成外科のドクターによると、
「ニキビは皮膚の病気であり、ニキビに悩まされている人は相当多いですし、ニキビ自体だけでなく、ニキビができていることによる精神的なストレスも大きいことがある」
ということでした。

実はそのドクターの病院には、ニキビを治療してもらうために来院する患者が数多くいるそうです。
それも思い詰めた表情でやってくるとか。
ニキビというのは先述した通り、思春期に突入する頃に丁度皮脂を分泌する腺が活発に働き始めるので、多感な時期にニキビがたくさんできてしまいます。
この頃の男女というのは、特に自分の見た目について非常に敏感になりやすく、大人が思うよりも酷く落ち込みやすくなる時期なのです。
ですから、大人からしたら大したことがないと思っているようなことでも、この時期の人たちにとっては深刻な問題なのだと思います。

ところで、ニキビというのは、毛穴に皮脂や汚れが詰まって硬くなることで起こってしまいます。
そんなニキビの治療には、2008年10月から保険が適応されるようになった塗り薬である「アダパレン」というものがおすすめだと知り合いのドクターが言っていました。

アダパレンという塗り薬は、毛穴が汚れや皮脂で詰まってしまうのを防ぎ、ニキビができ始めた頃の目に見えない頃に既になくしてしまう作用があるそうです。
欧米では前からニキビの治療薬としてこのアダパレンが良く使われており、良く効くのだそうです。

この薬を使用した患者の80%程度には、皮膚が乾燥してしまったり、肌がかゆくなるなどの副作用が見られていますが、次第に慣れてきてこうした症状が現れなくなるそうです。
このようにアダパレンはニキビに悩む人たちの強い味方のように思えますが、そうはいっても治療にはそれ相応の時間を要するようです。
いくらアダパレンという薬がニキビに対して多大な効果があったとしても、ドクター曰く、
「3ヶ月以上は使い続けなくては効果を発揮しない」
とのことです。
残念ながらニキビの治療には相当な根気が必要なようですね。

ニキビは思春期の若者に特に起こりやすいものではあるものの、若者だけにできるものでもありません。
性別関係なく、若者から40代の人たちまで、非常に幅広い年齢の人たちがニキビに悩まされています。
たかがニキビ、されどニキビで、何とニキビ1つのことで、精神的なダメージを受けてしまい、精神疾患に陥りそうなくらいに落ち込んでしまっている人もいるそうです。

ニキビというのは毛穴に皮脂や汚れが詰まってできるのですが、それだけでなく、ストレスが原因でできることもあります。
ニキビができてしまって、ニキビを気にするあまり、さらに多くのニキビができてしまうこともありますので、あまりにもニキビが気になるようならば、病院で治療することを考えてみるのも1つの手なのかもしれません。

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